自動車100年塾 タイトル

 
自動車産業が大きな変革期を迎えています。近い将来、自動運転車などの実用化によって、日本の自動車産業の存立基盤を覆す可能性がある、非連続的な変化が起こる可能性があります。このような大変革期に於いて、自動車メーカーや関連企業といった企業の枠にとらわれることなく、知見や意見を交換することによって、将来のあるべきのビジョンを構築し、共有し、ひいては将来を担う人材の育成を目指す場として、「自動車100年塾」を立ち上げることといたしました。ご参加いただけると幸甚です。 
 
自動車100年塾 ワークショップ 
自動車100年塾 ワークショップスケジュール 

 
妹尾 堅一郎 氏 プロフィール 
特定非営利活動法人 産学連携推進機構 理事長

慶應義塾大学経済学部卒業後、富士写真フイルム株式会社勤務を経て、英国国
立ランカスター大学経営大学院博士課程満期退学。産業能率大学助教授、慶應
義塾大学大学院教授、東京大学先端科学技術研究センター特任教授等を歴任し
て現職。現在も東京大学、九州大学等で大学院生等を指導。CIEC(コンピュー
タ利用教育学会)前会長。研究・技術計画学会副会長。日本知財学会理事。
内閣知的財産戦略本部専門調査会前会長、農水省技術会議議員ほか、多くの
省庁委員や大手企業役員を兼務。ビジネスモデルと知財マネジメントに関する研究
と教育を続ける。著訳書多数。中でもベストセラーになった『技術力で勝る日本が、
なぜ事業で負けるのか』は題名が流行語にもなった。また、実践面では、秋葉原の
再開発プロデュース等で著名。平成20年度 産業財産権制度関係功労者表彰
経済産業大臣表彰。
 
「自動車100年塾」とは?
自動車100年塾 設立趣意書 
 わが国の自動車産業は、1907年(明治40年)に純国産では初めてのガソリン車が実用化されて以来、100年余りの歴史がある。その就業人口は、関連産業まで含めれば約550万人に上り、日本の就業人口全体の約9%を占めている。また2014年における国内大手自動車メーカーの生産台数は、国内約920万台、海外約1720万台の総計2640万台に達し、世界生産全体の約3割を占める。我が国の屋台骨を支える産業といっても過言ではない。

 円安という追い風もあり、営業利益で過去最高を達成する企業が相次ぐなど、現在の日本の自動車産業の業績は極めて良好である。しかしながら、次の100年を見据えた場合、日本の自動車産業の基盤は盤石といえるだろうか。クルマのパワートレーンは、ガソリン車が主流の時代から、ディーゼル車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車、そして最近では燃料電池自動車が登場するなど多様化が進んでいる。一つの企業ですべての領域における競争力を確保することは難しい局面になりつつある。

 さらに大きな変化は、クルマの知能化が急速に進んでいることである。ドライバー支援システムの普及と、その先にある自動運転技術の実用化は、自動車産業のありようを大きく変えていく。自動車産業は、IT技術と連動しながら、車両単体のビジネスから、都市内、あるいは都市間の「移動インフラ」のビジネスへと変貌する公算が強い。こうした非連続的な変化は、日本の自動車産業の存立基盤を根底から覆す可能性がある。

 こうした非連続的な変化に対し、危機感を抱く業界関係者は少なくない。しかし、その多くは、従来型のビジネス志向にとらわれがちであり、どのように他分野の方々と知見を交換し、どのように行動すれば良いのか逡巡しているのが実情である。

 こうした状況を打破するには、将来のあるべきビジョンを、企業の枠を超えた議論を通して構築し、関係者の知見や視野を広げ、交流を深める場が必要である。私たちは、次の100年も世界の自動車産業をリードし続けるために、このような場を提供し、具体的な行動を起こすためのプラットフォームとなることを目指して、ここに「自動車100年塾」の設立を発起する。
2015年4月1日
自動車100年塾
発起人 代表 和田 憲一郎
鶴原 吉郎
宮尾 健
 
 第1回自動車100年塾 写真
 

 

 

 

 

 

 
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第1回 自動車100年塾
 設立記念ワークショップ
日本の自動車産業のこれからを考える
5 月29 日(金)19:00 ~ 21:00
文京シビックセンター 2F 会議室1
自動車100 年塾のご紹介
代表幹事:和田 憲一郎 エレクトリフィケーション コンサルティング 代表
幹事:鶴原 吉郎 オートインサイト(株) 代表
幹事:宮尾 健 カノラマジャパン(株) 代表取締役
ロボットとしての自動車、サービスとしての自動車
講師:妹尾 堅一郎
特定非営利活動法人 産学連携推進機構 理事長
~次世代産業生態系の観点から自動車の未来を考える~